関連職種について

関係職種に関する情報

視能訓練士(O.R.T)

目でものを見る時、よりよく見るための付随器官の機能を総称して視機能といいます。
この視機能を訓練によって高め、視力向上を含む両眼硯機能の回復向上訓練を専門とする職員(国家試験制度)をいいます。
現在県内には21名の0.R.Tがいますが、眼科検査員(眼科医会認定)と共同して研究会を開いています。

聴能訓練士

難聴児の残存聴能力を伸ばす訓練をする人を言います。
聴能訓練の原則は音の存在、ついでいろいろな音の弁別、言語音の弁別、発語練習、会話練習などがあります。

理学療法士(PT)

身体の障害のある人に対して、主に全身の基本的動作能力の回復を図るため、治療体操などの運動療法、電気刺激、温熱その他の物理的手投で障害を回復させるものを理学療法をいいます。
医師の処方に基づき検査、測定、評価に基づいて、運動療法、日常生活動作訓練や義肢・装具装着訓練などを行います。
子どもの場合には大人と異なり、おもちゃやバルーンなどを使いながら、不安や恐怖を与えず、楽しことが重要です。
社団法人石川県理学療法士会の会員は平成11牛2月現在247名。

作業療法士(OT)

医師の指示のもと、身体又は精神に障害のある者に対して、主としてその応用動作能力や社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作、スポーツや遊び、その他の作業を通して訓練を行うものを作業療法と言います。
乳幼児期には作業療法と理学療法とは、はっきりとした違いがありませんが、幼児期になってくると基本的動作、例えば食事での手の使い方、衣服の更衣を自分でするような指導などを作業療法士が行います。
また、子どもの日常生活などでの問題についての医学点な視点からの相談にものります。
社団法人石川県作業療法士会の会員は平成11年在215名。

言語聴覚士

言語の障害には多くの原因があり、それを正しく把握して適切な方法で治療、訓練、指導、教育をするとともに、たとえ障害が残っても社会生活に適応していけるように訓練・指導してくれるのが言語聴覚士です。
また、単に、コミュニケーションの問題だけでなく、食事の時むせてうまく食べることができないなどの摂食障害にも対応しています。言語聴覚士が配属されている病院、施設は眼られています。

保健師

保健師は、地域に住む人たちが健康的な生活がおくれるよう、主に保健所や市町村で働いています。現在、石川県では318名の保健師がいます。(平成10年5月1日)

精神科ソーシャルワーカー

精神科科ソーシャルワーカーは、社会福祉学を基礎におき、心の病気や障害をもつ人たちの生活問題や社会問題への援助を行っています。