病院で「心房中隔欠損」と診断されました。
-どういう症状なのか
-発達にどう影響するのか
-今後どういうことに注意すればいいのか
-カテーテル検査とは?
-麻酔の影響は?
-心臓の手術について

ダウン症児には、生まれながらに心疾患を持った先天性の心疾患を持った子供が40~50%といわれています。
質問の心房中隔欠損(20~30%)以外にも、心室中隔欠損(40%)、ファロー四徴(10%)、動脈管開存(10%)、などが見られます。
(カッコ内はダウン症児に発生するおおよその比率)
中隔欠損の場合は肺から来たきれいな血液が心臓と肺の間を空回りしたり、肺高血圧を伴い心不全の原因となったりします。
心臓の検査は、レントゲン写真、心電図、超音波検査などが一般的ですが、カテーテル検査などの精密検査が必要になるときもあります。
詳しくは、手術を行う必要があるのか、またその時期など、定期的に経過を観察するなど専門医と相談してください。
手術が必要となった場合でも、年々成功率が高くなり、9割以上が成功している病院もあるようです。
心臓の手術は成功で完治したわけではなく、そこからがスタートですので、専門医とよく相談し心臓への負担を少なくする工夫が必要です。(*1)

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