講演会「ブラインドサッカーを通して学んだこと」を聴講しました

日記

先日、石川県特別支援教育振興大会の講演を聞きに石川県立図書館へ行ってきました。
講師は黒田智成さん。ブラインドサッカー選手で東京の盲学校の社会の先生です。
生後3ヶ月で目のガンと診断され左目を摘出、小学校1年で右目に再発の疑いがあり右目を摘出された全盲の方です。高校まで盲学校、その後久留米大学に進学し筑波大学大学院で障害児教育を専攻されたそうです。ブラインドサッカーには大学院で出会い、2002年から現在(44歳)まで日本代表として活躍されています。

私はダウン症の娘がいるけど、視覚障害については何も知らないしブラインドサッカーの試合も見たことがなく、当然黒田選手のことも知りませんでした。
黒田選手が「右目の視力もあまり良くなく、摘出してもそれほどショックではなかった」と言われていてかなり驚きました。黒田選手いわく視覚以外の聴覚、嗅覚、触覚、皮膚感覚、筋運動感覚、記憶を活用して外界の様子を捉えている、とのこと。視覚に頼りっぱなしの生活をしてきた私としては、視力を失うのはただただ恐怖でしかないし、怖くて一歩も外に出れないかもしれない。

パラリンピックの”日本代表”ってすごいですよね。大きな怪我をされたこともあるけど、44歳で現役なんて超ベテラン、ただただすごい。
もしオリンピックのサッカー選手がこんな講演会やったら押すな押すなで会場入りきらないんだろうなぁ~、なんて思ってしまいました。
もっとパラリンピック盛り上げていかないといけないですよね。(パラリンピック観てなかった私がいうのもなんですが…。あ、パラだけでなくオリンピックもそんな観ませんでした。)
ブラインドサッカーを観たこと無い方は一度見てみてください。見えてないのにこのスピード!って驚きます。YOUTUBEに動画あります。
来年のパリ五輪、応援させていただきます。

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