いしかわ特別支援学校の進路委員会が企画した施設見学会と座談会に参加しました。
進路委員の方々、ありがとうございました。
なんとなく、参加しておこうかな~くらいで参加したのですが、
こういう機会は積極的に参加すべきだなって(見学し終わってから)思いました(笑)
実際に見るって大事ですね。
今回は2箇所見学させていただきました。簡単にご紹介。
施設名:生活介護事業所カノン
河北郡内灘町
生活介護、日中一時支援
作業内容:割り箸の選定、洋服の表返し
動作法(心理リハビリテーション)を実施
入浴サービスあり、肢体不自由の方がゆったり入れる浴室完備。
支援学校卒業後もリハビリを継続できるよう動作法を取り入れている。
新しい、木材を使った木のぬくもりのある明るい雰囲気の施設でした。
昼食はお弁当を(利用者に合わせて)細かく切ったりみじん切りにしたりしているそうです。
相談会や講座(成年後見人の講座のチラシをいただきました)なども開催しているようです。
生活介護なので作業はしなくてもいいけど、作業をして少しでもお給料をいただけると利用者さんのやる気につながるとのことでした。もらったお給料をおじいちゃんやおばあちゃんに渡す人、ディズニーランドに行こうとお給料をためている人などもいらっしゃいました。(日給50円)
施設名:さくらcom
金沢市元町
就労継続支援B型
作業内容:割り箸の選定、果物野菜の袋詰、果実栽培(シャインマスカット岡山・大阪、バナナブラッドオレンジ愛知)
果実栽培は現地に行き、袋掛けなどの作業を行い、収穫したものをパッケージして販売。
こちらの施設も新しい施設でした。定員は20名だけど、2~3年後には30~40名を受け入れ可能な施設を建設予定があるとのことでした。個々の能力やその日の体調に合わせて作業を分担しているそうです。
系列の放課後ディサービスからそのまま利用する人が多く、比較的若い人が多いようでした。作業は皆さん黙々と進めている様子、見ず知らずの見学者がぞろぞろ来て緊張?してたかな?
日給は300円~2000円、3段階に分けて個別の能力によって決めているそうです。
感想
今回見学させてもらった施設は2箇所とも比較的新しい事業所のようでした。
カノンさんは新しい住宅街なのかな?周辺も新しいお家がいっぱい並んでました。
都民ファーストならぬ、利用者さんファーストで利用者さんのためになることを積極的に行う姿勢、ありがたいな~って思いました。こういうところに通えると親としても安心できるって思いました。
さくらcomさん、元町周辺はよく行くけど「こんなところに作業所が!」と思うような場所にあってちょっとびっくり(笑)隣のメガネ屋さんでまなちゃんのメガネ購入してたのに、全然知らんかった。
果実栽培、面白い取り組みだなって思いました。そしてシャインマスカット美味しかったです。
「障害者用住宅あん」という障害者用住宅もあるらしいです。将来自立させようと思ったら、グループホームも経営しているところで働いたほうがいいかなって思ったり。
今回見学参加して、知らない事業所がたくさんあるんだなと率直に感じました。「こんなステキな施設があったのに」って後から後悔したくないし、たくさんの選択肢の中から我が子に合ったところを選びたいなと思いました。
10月にもう1回見学会があり、参加するのが楽しみです。高校3年間なんてあっという間だろうし、今から卒業後のことを少しずつ考えていかないといけないなぁと改めて思いました。
座談会についてはまた後日。。。
↑さくらcomさんからいただいたシャインマスカット。
来年は店頭に並ぶ予定だそうです。
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